多言語対応の仮想マシンGraalVMが照らす未来

講演情報

タイトル

多言語対応の仮想マシンGraalVMが照らす未来

概要

オラクル社からGraalVMというOSSプロダクトが発表され、話題を呼んでいます。GraalVMは、Javaで書かれたJITコンパイラ、Graalを搭載しています。さらに、言語実装用のフレームワークTruffleを提供しており、そのフレームワークを使って実装したJavaScriptやRuby、Pythonなど他の言語を、GraalVMは高いパフォーマンス実行できます。GraalVMを多言語対応の仮想マシンと呼ぶ理由です。加えて、それらすべての言語間で、相互に呼び出しができます。また、ネイティブイメージを作成し、JVMを利用せずにアプリケーションを実行できます。MicronautやQuarkus、Helidonといった最新のフレームワークが、この機能を利用して起動時間の短縮を図っています。ともすれば、GraalVMとは、ネイティブイメージを作成するためのものである、というイメージを持たれている方もいるかもしれません。しかし、GraalVMが持つパワーは、それだけではありません。このセッションでは、上述のGraalVMの概要の説明やデモに加え、単にGraalVMの使い方に留まらず、GraalVMによって今後何が実現されるのか、世界でのGraalVMの活用事例、Java on iOSとの関連、といったことお話しします。

想定している聴講者層

仮想マシンやGraalVMに興味がある人、アプリケーション内で複数のプログラミング言語を使いたい人

カテゴリ

JVM

難易度

中級者向け

種類

一般枠 (45分)

言語

日本語

講演者情報

阪田 浩一
ヤフー株式会社/関西Javaエンジニアの会

JVMになりたい人。Javaユーザグループである関西Javaエンジニアの会の代表。Javaチャンピオン、かつOracle Groundbreaker Ambassadorです。

とにかくJVMが好き。HotSpot VMだけでなく、OpenJ9など他のJVMも。ここ数年は、とくにJITコンパイラ、C2やGraalを探求中。まだJVMに対して何も貢献できていないのが悩み。

趣味は海外カンファレンス参加。今まで、USのOracle Code One/JavaOne 5、JVM Language Summit 2、DevNexus、DevoxxUS、スウェーデンのJfokusに参加。海外での登壇もちょっと。